建築とは

私たちがその内部空間で活動するための構造物のことを言います。生活・暮らしの中心、家。普段なかなか知ることのなかった住まいの構造や住まいに関わる情報をわかりやすく説明します。

シーリングの役目

 

シーリングとは外壁剤と外壁剤の間にあるゴム状のパッキンやお風呂の浴槽と壁の隙間を埋める材料のことを言います。シーリングは「コーキング」とも呼ばれています。
シーリングの役割は大きく2つあります。

1つ目は衝撃を吸収するためのクッションの役目を担っているということです。住宅内のシーリングは外壁や窓の冊子といった建材同士がぶつかり合うのを防ぎます。例として、サイディング等の外壁は気温や湿度で膨張したり収縮したりします。この外壁材はとても硬く、直接固定すると、このような動きに対応できずに、外壁材が割れてしまったり、歪んでしまったりします。そうならないように外壁材の間にはシーリングを挟むことによって、緩衝材になり外壁材同士がぶつかり合わないようになるのです。

2つ目は建物の防水性を高めることができる役目があります。建物の隙間を埋めることで防水性能を高めます。住宅には沢山の隙間が存在しています。それらを埋めていけば、雨漏りや漏水を防ぎ、住宅の寿命を延ばすことができるのです。シーリングをする部分は太く縦に4本、横に1本入った幅が20センチから25センチのところにすることが一般的だと言われています。シーリング材の種類としてアクリル系やウレタン系等があります。



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